サトウキビは収穫するとどんどん糖分が失われていきます。また、そのままの形で工場に運ぶのは大変なので、現地で糖分を取り出して結晶化させ、原料糖にします。原料糖は不純物が多く茶色であり、これらを精製するため船で工場に運び倉庫に貯蔵します。



工場ではまず最初に原料糖に蜜を混ぜて結晶の表面に付いている不純物を溶かし、遠心分離器で振り分けます。 (水で溶かすと砂糖が溶けてしまうため、蜜で溶かします)
その後この結晶を温水で溶かし、石灰を加えて炭酸ガスを吹き込んで不純物を沈殿させます。
さらに活性炭や骨炭、イオン交換樹脂などでろ過すると糖液は無色透明なきれいな液体になります。



この糖液を真空結晶缶で煮詰めて結晶を取り出し、遠心分離で振り分けると砂糖ができます。
結晶の大きさをここで調節することにより、グラニュ糖や上白糖、白双糖などの大きさの異なる砂糖を作ることができます。また振り分けられて残った蜜にはまだかなり糖分が残っているため、煮詰めて結晶を取り出す工程を何度か繰り返します。その回数が進むにつれて加熱によりだんだん色がついてきて、三温糖や中双糖などの色の付いた砂糖になります。



できた砂糖をドライヤー・クーラーで乾燥・冷却させた後、用途によって様々な形態に包装されてみなさまのお手元へ届きます。



(参考:精糖工業会発行資料)









