よくあるご質問
(商品)

賞味期限について

Q

お砂糖にはなぜ賞味期限が表示されていないのですか?

A

砂糖は品質が非常に安定しており、通常の保存状態では腐敗や品質劣化の極めて少ない食品だからです。

食品表示法(食品表示基準第3条第3項)に賞味期限の表示が省略できる食品として、食塩や氷などと共に砂糖の記載があります。また、状態に問題がなければ製造年月日に関わらずお使いいただけますので、製造年月も記載しておりません。 

Q

お砂糖はいつまで使えますか?

A

使えるかどうかは「期間」ではなく「現在の状態」でご判断いただいております。

砂糖は品質が安定しており長期保存が可能です。状態に問題がなければ、開封・未開封に関わらず、何年経っていてもお使いいただけます。

ご使用をお勧めできないのは以下の様な状態です。

  • ・砂糖がベタついている
  • ・虫が侵入している
  • ・砂糖以外のにおいがついている
  • ・白砂糖が三温糖の色ほどに、酷く変色している
  • ・部分的に変色している

※ただし、賞味期限が設定されている商品もあります。賞味期限があるものは、期限内にご使用ください。

Q

固まったお砂糖を食べても大丈夫ですか?

A

砂糖は固まっても水分がいくらか少なくなっているだけで、変質していませんので食べても心配ありません。

Q

果糖に賞味期限はありますか?

A

砂糖と違い果糖には賞味期限(外袋裏面に印字)がございますので、期限内にお使いください。
賞味期限は製造後2年です。

表示例:果糖700g

この場合の賞味期限は2023年6月21日

Q

ガムシロップに賞味期限はありますか?

A

砂糖と違いガムシロップには賞味期限(外袋裏面に印字)がございますので、期限内にお使いください(ポーション1つ1つには賞味期限を印字しておりません)。
賞味期限は製造後1年です。

表示例:ガムシロップCX-10

この場合の賞味期限は2023年5月15日

保存方法について

Q

お砂糖は冷蔵庫で保存した方がいいですか?

A

冷蔵庫内は乾燥するため、固まりやすくなりますのでお勧めしません。

砂糖が固まらないようにするためには、常温の湿度変化の少ない場所で保存してください。袋ごと密閉できる容器などに入れて保存すると効果的かつ虫の侵入も防ぎやすいのでお勧めです。

Q

ガムシロップは袋開封後、冷蔵庫保存がいいですか?

A

冷蔵庫保存は開封・未開封に関わらずお勧めしません。

冷蔵庫内は低温のため、容器が割れやすくなる可能性がありますし、シロップの粘性が増すため常温時よりも容器からシロップが出にくくなるからです。

また、容器にはわずかに通気性があるため、袋開封後は水分の蒸発が進みます。そのため袋開封後は、袋の上部を輪ゴムなどで止めて保存してください。袋は水分が抜けにくい包材を使用していますので、開封後もそのままご使用になることをお勧めいたします。

開封後の保存方法例
袋の開口部が閉じるように封をしてください。

原材料・製造方法などについて

Q

白いお砂糖は漂白しているのですか?

A

漂白は一切行っておりません。

砂糖は原料糖を溶かした糖液から甘味の成分であるショ糖を取り出したものですが、その製造の過程でショ糖以外の成分(不純物)を取り除き、透明になった糖液を煮詰めて結晶化させます。

そのため、砂糖の結晶は無色透明であり、砕いた氷や雪と同じように結晶の粒子が小さくなると光の乱反射によって白く見えます。結晶の大きい氷砂糖よりもグラニュ糖や白砂糖のほうが白く見えるのはそのためです。

Q

原料糖とは何ですか?また、その原料糖の原産国はどこですか?

A

原料糖とは、さとうきびやてんさいを搾汁または糖分抽出した後、結晶化させたものです。

甘ショ(さとうきび)の主な生産地域は熱帯および亜熱帯にあり、一般に砂糖の大消費地から離れています。しかも、収穫したままの形では輸送に不便です。そこで、さとうきびから甘味の成分であるショ糖を取り出して、変質しにくく、貯蔵や輸送に適した結晶の形にします。これが原料糖です。

日本に輸入される原料糖の原産国は主にオーストラリア、タイです。日本における原料糖は、沖縄県と鹿児島県の一部の甘ショ(さとうきび)と、北海道のてんさい(ビート)から作られます。 

Q

加工黒糖と黒砂糖は同じものですか?

A

「加工黒糖」と並記してある黒砂糖(以下、加工黒糖)は、並記していない黒砂糖と同じではありません。

黒砂糖(又は黒糖)は、さとうきびの絞り汁を煮沸濃縮して作ったもので、加工黒糖は黒砂糖に原料糖などを加えて加工したものです。当社商品の焚黒黒砂糖も加工黒糖の一つです。

黒砂糖は、さとうきびが収穫される島や時期によって味が均一でない場合もありますが、加工黒糖は比較的味が安定し、黒砂糖に比べて味がマイルドである傾向があります。

使用方法・カロリーなどについて

Q

お砂糖のカロリーはどれくらいですか?

A

砂糖1gで約4キロカロリーです。

大さじ1杯(15 mL)の重量は砂糖の種類によって異なります。使用される重量が変わると、カロリーも変わりますので、ご注意ください。

Q

お砂糖の大さじ1杯(15mL)は何gですか?

A

大さじ1杯(15 mL)の重量は砂糖の種類によって異なります。

砂糖の種類 大さじ1杯
(15mL)

白砂糖

三温糖
約9g

グラニュ糖
約12g

白ザラ糖
約13g

中ザラ糖
約14g

きび砂糖

フロストシュガー
約8g
Q

カルシウム糖は普通のお砂糖と同じように使用しても良いですか?

A

普通の砂糖と同じようにご使用いただけます。

カルシウム糖は普段の食生活で不足しがちなカルシウムとマグネシウムをバランスよく配合(大さじ1杯にカルシウム約50mg、マグネシウム約10mg)したお砂糖です。

※ただし、以下にご注意のうえご使用ください。

カルシウム糖に使用しているカルシウムとマグネシウムの成分は水に溶けないため、コーヒー・紅茶などにお使いいただくと、色が変わる場合があり、砂糖を多めに使う煮豆やジャムなどは白濁します。

また、酢やクエン酸、果実などの酸に触れると、泡が発生して酸味が減少します。そのため、多量のカルシウム糖と酸を合わせて加熱いたしますと、多量の泡が吹きこぼれて危険ですのでご注意ください(泡はカルシウム成分が酸を中和したときに発生する炭酸ガスですので、食しても害はございません)。

Q

果糖は普通のお砂糖と同じように使用しても良いですか?

A

普通の砂糖と同じようにご使用いただけます。

果糖は切れ味の良いすっきりしたさわやかな甘さが特徴で、低温時には砂糖の約1.5倍の甘さになるので、冷たい飲み物などには砂糖より少ない使用量で済みます。

また、ミルクや果物の香りを引き立てるフレーバー効果や砂糖より大きい防腐効果もあり、果実酒、スポーツドリンク、お料理、お菓子づくりなど幅広くお使いいただけます。

Q

果実酒用氷砂糖をそのままアメのように食べられますか?

A

アメのようにお召し上がりいただけます。疲労回復に効果があり、激しい運動や登山にもご利用ください。また、非常食としても最適です。

Q

ガムシロップはアイスコーヒー以外にも使えますか?

A

あたたかい飲み物や、料理の甘味づけにもご使用いただけます。ガムシロップ1ポーション(11g)は砂糖の約7~8gの甘味に相当し、大さじ1杯の白砂糖は約9g、グラニュ糖は約12gですのでご参考にしてお使いください。

※ただし、砂糖と当社ガムシロップの中身の果糖ぶどう糖液糖は甘みの感じ方などが異なり、「全く同じ」というわけではありません。

お困り・ご心配ごとについて

 ・色ムラ・変色

Q

きび砂糖に色の濃い部分や薄い部分の色ムラがありますが食べても大丈夫ですか?

A

原料の産地、年度や微量成分によって色のばらつきが生じる場合があります。また、きび砂糖の粒の大きさによっても色ムラに見える場合もあります。品質には問題ございませんので安心してお使いください。

Q

砂糖が部分的に変色していますが食べても大丈夫ですか?

A

何かが浸み込んだり虫が侵入した可能性がありますので、ご使用はお勧めしません。(砂糖は自然の現象で茶色っぽく変色してゆきますので、全体的なわずかな変色は問題ございません。)

Q

三温糖に茶色の濃い部分や茶色い塊状のものがありますが、食べても大丈夫ですか?

A

砂糖と蜜が混ざったものですので、ご安心してお使いください。

 ・砂糖が固まる

Q

お砂糖が固まっています。どうしてですか?

A

保存した場所の温度や湿度が変化した後に乾燥したためです。

砂糖の結晶表面にはごく微量の蜜膜(わずかな水分により砂糖が溶けたもの)があります。この蜜膜は、湿度の高い場所に保存した場合は水分を吸収します。その後、空気が乾燥するなどの影響で湿度が下がると水分が蒸発し、蜜膜に溶けていた砂糖が結晶化してきます。このときできる小さな結晶が砂糖の結晶同士をくっつけて砂糖は固まります。

砂糖のポリエチレン袋には通気性があり、空気や湿気を通します。そのため、砂糖を温度や湿度変化の大きい環境下で保存すると、固まりやすくなります。

Q

お砂糖が固まっています。どうしたらほぐせますか?

A

固まった砂糖はあたたかい場所に置くなどしてあたためると、砂糖の結晶同士をくっつけていた小さな結晶が溶け、くっついた状態が緩んでほぐしやすくなります。袋ごともみほぐしてお使いください。

酷く固まっている場合は、清潔な布巾などを水で濡らして硬く絞り、袋ごと包んでしばらく置くとほぐしやすくなります。

 ・ボツリヌス菌

Q

ボツリヌス菌が心配ですが、きび砂糖、プレミアムきび砂糖を乳幼児食に使っても問題ありませんか?

A

安心してお使いいただけます。

きび砂糖とプレミアムきび砂糖の製造工程には、加熱処理工程(“120℃4分以上”に相当する加熱)がありますので、万一、ボツリヌス菌が原料に潜んでいたとしても、確実に菌は死滅し、ボツリヌス毒素についても完全に無毒化されます。

また、これら製品の検査を定期的に行っておりますが、これまでボツリヌス菌を検出したことはありません。

Q

ボツリヌス菌が心配ですが、黒砂糖、加工黒糖を乳幼児食に使っても問題ありませんか?

A

黒砂糖と加工黒糖で異なります。

黒砂糖は、念のため1歳未満児(及び腸内環境に何らかの疾患のある方)は、主治医などにご相談のうえご利用することをお勧めします。黒砂糖はボツリヌス菌の混入事例および定期外部分析で検出した事例はなく、製造工程に 120℃以上の仕上げ工程がありその過程で同菌は死滅しますが、黒砂糖は精製度が低いので同菌のリスクを完全には否定できません。

加工黒糖は、安心してお使いいただけます。当社の加工黒糖は黒砂糖と原料糖を溶かした液を煮詰めて加工したものです。原料のうち、黒砂糖は精製度が低いですが、黒砂糖の製造工程で120℃以上の仕上げ工程を行っており、さらに加工黒糖の製造工程での加熱処理工程(“120℃4分以上”に相当する加熱)と合わせて2回120℃以上の加熱がありますので、万一、ボツリヌス菌が原料に潜んでいたとしても、確実に菌は死滅し、ボツリヌス毒素についても完全に無毒化されます。

Q

ボツリヌス菌とは何ですか?

A

ボツリヌス菌は、土壌、河川あるいは海洋に広く存在していますが、低酸素状態に置かれると菌が増殖することにより、毒素が発生すると言われています。

ただし、このボツリヌス菌は、一定以上の高温で一定時間以上加熱(例えば“120℃4分以上”加熱)されると死滅します。

 ・その他

Q

お砂糖を摂取すると体内のカルシウムが無くなってしまうというのは本当ですか?

A

砂糖が体内のカルシウムを奪ったり、破壊することはありません。 この誤った説は、砂糖が身体を酸性にし中和するためにカルシウムが使われるという誤解を根拠にしているようです。食品によって身体が酸性やアルカリ性に傾くということは科学的に全く根拠がありません。

Q

未開封のお砂糖の袋の中に虫が入っています。虫が湧いたのですか?

A

砂糖の中で虫が湧くことはありませんが、砂糖の保管中に虫が袋を食い破って入り込むことがあります。食い破られた穴は小さくて見えづらく、砂糖がこぼれてこないことも多いです。たとえ砂糖の中に虫が侵入したとしても、虫は砂糖と接触していると、砂糖に体内の水分を奪われて長時間生きることができませんので、侵入した虫が袋の中で増えることはありません。

虫の侵入やにおい移りを防ぐために、砂糖は開封・未開封に関わらず密閉容器に入れて保存してください。

Q

白砂糖1kgや三温糖1kgが袋に目一杯入っていて開けにくいです。お勧めの開け方はありますか?

A

こぼれにくい開け方をご紹介します。以下の手順で袋上部に空間を作り、はさみで開封してください。

  1. 1.袋を縦に置く。
    (砂糖が固まっている場合は揉みほぐしておく。)

  2. 2.袋上部の砂糖を下に押し込む。

  3. 3.袋を引き上げる。

  4. 4.袋上部にできた空間をハサミで切る。
    (まず小さく切って、更にゆっくりと下に押し込むとよりこぼれにくくなる。)

Q

焚黒黒砂糖の塊が固くて割れないのですが?

A

あたためますと多少柔らかくなりますので、なるべくあたためてからふきんなどに包み麺棒などで押しつぶしてください。

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