重点領域1

食と健康を通じた楽しいライフスタイルの提案

「食」と「健康」に貢献するため、天然生まれのお砂糖の優れた特性を活かした様々な提案を行っています

砂糖は紀元前に誕生し、料理・菓子の原料として、人類の歴史と深いかかわりを持ち、当初は嗜好品として、大量生産技術が整ってからは人々の生活の必需品として、食と健康を支えてきました。 一方近年では、少子高齢化に伴う人口減少、消費者の低甘味・低カロリー志向、様々な代替甘味料登場等により、日本国内では砂糖の消費が少しずつ減少しています。しかし、砂糖は体内でエネルギー源として使われたり、脳にすばやくエネルギーを送るなど、健康な体づくりに必要なものです。また、砂糖の甘味は料理をおいしくするだけでなく、ストレスの解消に力を発揮するという研究もあります。このため私たちは、天然の植物生まれの安心・安全な食品としてお砂糖が持つこうした優れた特性を、消費者の皆様の多様なライフスタイルに組み入れていけるよう、様々な提案を行っていきます。 一例を挙げると、「予約の取れない店」として評判の和食店 賛否両論店主の笠原将弘さんの協力をいただき、家庭でも気軽に作れる日本料理に新たな味覚と感性を加えた「四季のきび砂糖レシピ」を提案しています。また、「笠原将弘さんに習う和食レッスン」を開催し、参加者の皆様と笠原さんの和食作りをライブで楽しみながら学びました。

「笠原将弘さんに習う和食レッスン」の様子

「日々新たに」をモットーに、より使いやすく、生活者のニーズに合わせた商品を展開しています

日新製糖は、「白砂糖(上白糖)」「グラニュ糖」などの一般的なお砂糖を提供するだけでなく、「きび砂糖」、果糖、オリゴ糖、ガムシロップなど、様々な砂糖・甘味料商品を提供しています。 私たちは、「日々新たに」をモットーに、先駆者として様々な製品を市場に導入してきました。今では皆様の生活の一部に溶け込んだ製品も、かつて私たちが初めてご提案したものです。店頭に並ぶお砂糖のポリ小袋包装は1952年に当社が発売したのが日本初であり、当時の量り売りからの転換をもたらしたほか、さらに1956年には喫茶・卓上用カップ一杯分のミニ包装である「カップシュガー(当時ペットシュガー)」も日本初の発売、その後も顆粒状で溶けやすくヨーグルト用にも好評を博した「フロストシュガー」、サトウキビのミネラルと風味を活かした「きび砂糖」、骨の強化に必要なカルシウムとマグネシウムを配合した「カルシウム糖」などがその例です。 最近では、「詰め替え不要で使いやすい」チャック付きボックスタイプの「ボックスシュガーミニ」、腸内フローラの改善に役立つガラクトオリゴ糖を使用した「カップオリゴ」など、生活者のニーズに合わせた商品を開発・展開しています。

活動の現場から

研究開発を重ね、
人々の健康に役立つ製品を
提案し続けていきたい

日新製糖株式会社 事業開発部 課長 堀端 大路

日新製糖のオリゴ糖「カップオリゴ」は、牛乳の中に含まれる乳糖を原料に、バイオ技術を駆使して開発したものです。「カップオリゴ」はビフィズス菌増殖促進物質として有効なガラクトオリゴ糖を主成分とする食品用糖質で、物性面に優れ、しかも母乳にも含まれる素材で安心です。
ガラクトオリゴ糖の機能性に関する研究は、現在世界中で論文数が増え、非常に注目度が高まっています。当社でもさらに研究を進めて、将来的にはエビデンスに基づいた健康効果について発表ができればと考えています。
また、大学とのオープンイノベーションによって、機能性糖質の新素材研究も進んでいます。調べれば調べるほど機能性に期待ができるという実感があり、今後も積極的にエビデンスを構築していく考えです。
近年、砂糖は生活習慣病や虫歯の原因といったネガティブなイメージで語られることが多くなっています。しかし、砂糖は天然の甘味料であり、古代から人の暮らしの中で活用されてきた素晴らしい素材です。今後も、砂糖とその周辺領域を研究し、健康によい影響を与える機能を見出して、新しいライフスタイルの提案ができるような機能性食品を開発していきたいです。
世界のQOL(Quality of Life:生活の質)の向上に役立つような研究開発・商品の提案を行っていくことが、日新製糖グループの使命の一つと考えています。

活動の現場から

使いやすさにこだわった
業界初の新パッケージ
「ボックスシュガーミニ」

日新製糖株式会社 事業開発部
石井 佳子

従来、砂糖の家庭用小袋は1kgか500gしかなく、「多過ぎて使い切れない」「開けるときにこぼれやすい」「保存するとき袋の口がベタベタするし、輪ゴムで留めるのも面倒」といったお客様の声をいただいていました。
こうした声を受けて「容量を少なくしつつ、使いやすいパッケージを実現しよう」というコンセプトを掲げて開発に着手。実に6年がかりで「ボックスシュガーミニ」を発売することができました。
開発はパッケージの成型機の探索に始まり、何度も試行錯誤を重ねて、きれいにシールされた試作品ができるようになりました。
それと並行して、お客様へのインタビューや、バイヤーさん・料理学校の講師の方々にご意見をお伺いし、デザインを決定しました。砂糖の保存方法や固まった際のほぐし方など実用的な説明を開け口に表示するなどの工夫をしました。
このように多くの方々の協力を得て完成した「ボックスシュガーミニ」は、使い勝手はもちろんのこと、店頭に陳列したときのアピールだけでなく、物流の効率もアップできるパッケージになっています。みなさまにぜひお試しいただき、この使い勝手の良さを体感していただきたいと思っています。

「ボックスシュガーミニ」のパッケージ天面に
「固まった砂糖のほぐし方」を記載