重点領域4

安心・安全で高品質な製品・サービスの提供

高い品質と安全を両立した製品をお届けします

日新製糖グループでは、タイやオーストラリア、国内産など様々な産地の原料糖を使用して砂糖の製造を行っています。
産地やシーズンが異なれば、原料糖の質も変わります。一様ではない質の原料糖を使いながら、常に同じ品質の砂糖を製造するためには、徹底したプロセス管理が必要となります。
工場では、コンピュータによる中央制御により、24時間体制で生産プロセスを監視。また、製造工程の糖液を自動的にサンプリングし、常時監視しています。
近年、食品安全(フードセーフティ)に関する社会からの要請も高まっており、工場内に監視カメラを設置するなど、設備面での取り組みも進めています。

倉庫に保管されている原料糖 生産プロセスの監視 糖液の検査風景

外部の認証取得を通じて、品質のさらなる向上を目指します

日新製糖グループの製造工場では、これまでISO9001※1の認証取得・更新を継続してきました。
近年、食品の安全性に関してFSSC22000※2の認証取得をお取引先様から求められるようになり、2016年3月に今福工場の2つの品目(グラニュ糖のバルク製品、液糖製品)で先行してFSSC22000を取得しています。今後、食品安全や品質管理のレベル向上を目指し、今福工場では2018年度に全品目でのFSSC22000取得を目指して、活動を行います。
また、今福工場では2017年3月に、氷砂糖を除く17品目でハラール認証を取得しました。世界でのムスリム市場の拡大や、日本への外国人観光客の増加といった背景から、ハラール製品は今後いっそう注目が高まると見込まれます。より多くの人々の豊かな食と健康につながればとの思いから、認証継続に向けた活動を続けていく考えです。

※1 ISO9001:品質マネジメントに関する国際規格。

※2 FSSC22000:食品安全マネジメントシステムに関する国際規格で、ISO 22000(食品安全マネジメントシステム)を追加要求事項で補強したものです。

活動の現場から

広がる「品質」「安全」のニーズに
答え続けていくために

日新製糖株式会社 今福工場 品質管理部長 日野 志朗

かつて品質といえば、理化学的な分析や微生物といった側面で語られていましたが、現在は食品の安全性や、原材料までさかのぼったハラール性の検証など、求められる範囲が拡大しています。
私たち品質管理部門は、従来の分析手法に変わる新技術の導入検討や、各種認証や規制の改定に迅速に対応できる人材を育てていく必要があります。
FSSC22000の認証取得に向けては、工場内の包装設備のリフレッシュなど、設備面での対応も必要となります。また、倉庫や配送など、物流に関連する部署や協力会社との連携も不可欠です。ISO9001の活動の延長上にある取り組みではありますが、関係者と円滑にコミュニケーションを図りながら、認証取得を目指していきたいと思います。

活動の現場から

ようやくスタート地点に立った
ハラール認証の取り組み

日新製糖株式会社 今福工場 品質管理部 川戸 敦美

砂糖を主原料として使用している大手のお取引先様から、「ハラール認証を取得してほしい」という要望があり、2013年5月末から拓殖大学イスラーム研究所に研究委託をして、認証取得に向けた活動を開始しました。
同研究所と数十回にわたるやりとりを行いながら、今福工場で使用している原料や副資材のハラール性を確認し、ハラール認証取得原料に切り替えるなどの取り組みを重ね、ハラール認証取得に至りました。
認証継続のためには、ハラール製品の販売ルールの確立や、工場のハラール性の維持・向上など、継続的な取り組みが不可欠です。今後も社内外の連携を深めながら、より多くの人々の声に応えられるよう、さらなる品質向上に向けた取り組みを進めていきます。