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お砂糖を一番多く作っている国はどこ?
お砂糖の原料になるさとうきびの栽培は、天候によって多くなったり少なくなったりするから、干ばつや災害によって順位が入れ替わることもあるんだ。
ブラジルでは、さとうきびからお砂糖以外に燃料も作っていて、政府のエネルギー政策で「燃料をもっと作ろう!」となったら、お砂糖を作る分が減ったりするんだって。
ちなみに、日本は24位(651千トン)だよ。日本は南北に長いから、北海道ではてん菜、鹿児島や沖縄ではさとうきびといった、2大原料作物の両方が栽培されているんだ。
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お砂糖を一番多く消費している国はどこ?
消費量1位のインドは生産量でもトップ!インドは、お砂糖が生まれたところって言われているんだ。
消費と生産の関係性をみてみると、消費量2位のEUは生産量3位、消費量3位の中国は生産量5位となっているよ。
生産量と消費量の上位国はだいたい一緒なんだね。
生産量2位のブラジルが消費量上位に入っていないのは、他の国に輸出する量が多いからなんだ。
日本は消費量16位で、生産量とともに他の国と比べて順位は高くないね。
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1人あたりのお砂糖の消費量が一番多い国はどこ?
生産や消費の上位国とは違う国がランキングに入っているね。
生産・消費量ともにトップのインドは18.7kg/年だよ。インドは人口世界2位だから、1人あたりの消費量でみると順位が下がったのかもしれないね。
ちなみに世界平均は22.1kg/年で、日本は16.2kg/年だよ。
上位国は、もともとお砂糖の生産量が多い国、寒くてお砂糖でエネルギーをとっている国、甘い味付けが好きな国など、いろいろな理由があるみたい。