食育のためのお砂糖研究所 SUGAR LAB produced by カップ印

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お砂糖のヒミツ

お砂糖いろいろ、レシピもいろいろ。 料理に合わせてお砂糖を使い分けてみよう!

白いお砂糖も茶色のお砂糖も、つくり方は一緒!

お砂糖には、みんながよく見る「白砂糖(上白糖)」の他にも、スッキリしたあまさの「グラニュ糖」、コクを出したいときの「三温糖」など、いろいろな種類があります。

「白いお砂糖は漂白している」と誤解されることもありますが、純粋なお砂糖の結晶は無色透明で、結晶が光を乱反射するため白く見えます。雪や氷が白く見えるのと同じなんですよ。

色に違いがあるのは、糖液を煮つめる工程によるもの。 工場ではまずグラニュ糖や上白糖などの白いお砂糖をつくります。残った糖液にはまだ糖分が残っているので、これを煮つめて結晶にする工程をくり返すことで、色が付いてきます。この糖液からできるのが三温糖とよばれる黄褐色のお砂糖です。

和食にぴったり!きび砂糖

三温糖とよく似た、茶色の「きび砂糖」。

三温糖は、完全に精製された砂糖液から、白砂糖やグラニュ糖などをくり返しつくった後の液を結晶させてつくります。三温糖の色は、精製の工程で加熱をくり返すことにより付いたものなので、成分も白砂糖とさほど違いません。

これに対し「きび砂糖」は、精製途中の砂糖液を、そのまま煮つめてつくります。そのため、大自然の恵みをいっぱいに浴びて育ったさとうきびの風味がそのまま活きた、まろやかなあまさになります。和食だけでなくお菓子やパンづくりにも合うのでいろいろな料理にお使いいただけるほか、独特のコクのあるおいしさが楽しめます。

和食にもぴったり!きび砂糖を使った「コクうまレシピ」は、こちらをご覧ください。

果実酒づくりには「氷砂糖」

大きなつぶの「氷砂糖」は、フルーツビネガーや果実酒をつくるときにオススメ。

氷砂糖は大きなかたまりなので、お酢やお酒にゆっくりとけていきます。そのため、お砂糖の濃度は少しずつ高くなります。濃度が変わると、同じ濃さになろうとする力(浸透圧)が働き、フルーツのエキスがしっかりと引き出されていきます。

フルーツビネガーは親子で作っても楽しいので、ぜひ挑戦してみてください。

氷砂糖でつくる梅酒の作り方はこちらをご覧ください。レモンやかりんなど、お好きな果物でもおいしく作れます。

料理に合わせてお砂糖を使い分けると、ぐっとおいしくなります。ほかのお砂糖の特徴についてはこちらをご覧ください。
こちらにはレシピもたくさん掲載しています。

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