社長メッセージ

「豊かで快適な生活の実現のため、『食』と『健康』で貢献する」を使命とする企業として、事業を通じて持続可能な社会の実現に貢献します。 代表取締役社長 樋口 洋一

私たち日新製糖グループは、「豊かで快適な生活の実現のため、『食』と『健康』で貢献する。」という企業理念を掲げています。この企業理念を実現するためには、中長期的な企業価値の向上に努めるとともに、社会的な責任を果たしながら、持続的な成長・発展を遂げていくことが重要であると認識しています。

世界を見渡すと、地球規模で深刻化する気候変動などの環境問題や、人口増加に伴う食料をはじめとした資源の逼迫など、国際社会は様々な課題に直面しています。2015年には、国連で「持続可能な開発目標(SDGs)」、第21回気候変動枠組条約締約国会議(COP21)で「パリ協定」が採択され、課題解決に向けた国際的な取り組みが加速しており、企業にも積極的な貢献が求められています。このような事業環境の中で、社会の持続可能な発展と自社の成長を両立させるためにはCSR活動が不可欠と考え、私たちもグループとしての取り組みを進めています。

日新製糖グループは、中期経営計画(2016-2019年度)において、CSR活動への取り組みを積極化することを決定し、私たちのCSR活動において重視する分野として、ガバナンスやコンプライアンスを基本としつつ、事業やバリューチェーンとの関連性を考慮した6つの「CSR重点領域」を選定しました。それぞれのCSR重点領域で、2030年の時点で目指す当社の「ありたい姿」を描き、その実現に向けた目標・施策・担当部門を設定することで、今後のCSR活動推進の方向性を明示しました。

重点領域の設定にあたっては、原材料の調達、生産、販売プロセスはもちろん、お客様へのライフスタイル提案も私たちのCSR活動の範囲であると考えています。昨今、砂糖が肥満や糖尿病の原因になるといった認識が広まっていますが、それらは必ずしも砂糖によるものではありません。また、砂糖は料理をおいしくし、からだのエネルギーとなり、甘味によってストレスを解消するなどの様々な利点を持っています。科学的根拠に基づく正しい知識を提供し、砂糖への理解を深めていただくことも、精製糖企業である私たちの責務であると考え、今後も取り組みを進める考えです。

私たちのCSR活動は、事業と密接に関連しています。日々の業務の一つひとつに真摯に取り組んでいくことはもちろん、持続可能な社会の実現に貢献していくために、新たな取り組みにもチャレンジしていくことになります。こうした取り組みは、私たちの推進する経営基盤の強化や社員の成長を後押し、当社の成長戦略を実現する上で不可欠であると考えています。従業員一人ひとりが、世の中の社会・環境課題を解決する視点を持って、様々なステークホルダーの皆様と協働・連携しながら、日新製糖グループらしいCSRを実践していきます。