行動規範・行動指針

行動指針

１．コンプライアンス（法令および社会規範を遵守する）

• （１）コンプライアンス
  公私を問わず、自らのすべての行動に関して、法と社会倫理規範を遵守することが企業人あるいは一市民として当然の責務であることを自覚し、企業活動に関しては、さらに社内規程および規則等に従って、責任を持って職務を遂行します。
• （２）公正、透明かつ自由な競争に基づく取引
  同業他社との間で販売価格、販売促進費、販売手数料あるいは販売地域の協定を行う等の不当な手段による利益追求を排除し、当社独自の製品特性、品質、価格、サービス等による公正、透明かつ自由な競争に基づいた企業活動を展開します。
• （３）不公正あるいは非合理的な取引の排除
  取引先に対する優越的な地位を利用した製品やサービスの要求、再販価格の指示、他社との取引停止の強要等の不当な行為は行わず、また取引先からこれらの不当な要求を受けたりせず、取引先の選定は公正で合理的な基準に基づいた比較、評価により行います。
• （４）公私の峻別・取引先との健全かつ透明な関係
  取引先への過度の接待、贈答を行わず、また取引先からも受けません。公務員、政治家（あるいはこれらに準ずる者）に対しては接待、贈答を行わず、ましてや贈賄や違法な政治献金、利益の提供を行いません。
  取引先等から、手数料等の名目であれ、いかなる形でも金銭を個人的に受け取らず、また当社からの販売手数料等を取引先担当者等の個人に支払いません（一般に行われ、社会通念上の範囲で行われる香典等は除く）。
• （５）反社会的勢力への断固たる態度
  社会的な秩序を維持、尊重し、必要な場合には法的な措置を前提として、暴力団やブラックジャーナリズム等の反社会的な勢力に対しては、屈することなく毅然とした態度で対決します。
• （６）取引情報の守秘
  業務上必要な情報の正確な記録、保管に努め、特に公になっていない取引情報その他重要情報（個人顧客のプライバシー等も含む）については、当社、取引先あるいはお客様いずれの情報であるかを問わず、その取り扱いに十分留意し、厳重な管理により漏洩を防止します。
• （７）適正な企業情報の開示
  企業情報の開示に際しては、全てのステークホルダーに対し、適時、適正、公平な情報の開示を行います。
• （８）人権の尊重
  人権に関する法令を遵守するとともに、社会規範を遵守し、その実現の推進に努めます。
  労働における基本的原則および権利を尊重し、児童労働や強制労働は排除し、全ての不当な差別を行わず、ハラスメントの根絶に努めます。

２．安全第一（安全な製品を作る）

• （１）製品の開発、生産、販売等での安全第一主義
  製品の開発、生産、加工あるいは販売にあたっては、製品の安全性を第一義として行います。開発、生産、加工、販売さらには物流においても製品の考えられ得るあらゆる条件等を想定して、その安全性の確保に努めます。
• （２）原材料および商品購入での安全確認
  国内外からの原材料および商品の購入にあたっては、食品衛生法等の法令等で認められていない原材料および商品を購入しないことはもとより、お客様の安全性を第一義として行います。
• （３）事故発生への迅速・適切な対応
  万一、食品事故等が生じた場合は、お客様安全第一を基本に、健康への影響の有無とその程度、事故の具体的内容とその状況、反復発生の可能性等を確認整理して、速やかに生産停止、出荷停止、製品回収、在庫確認等の対応措置を決定し、実行します。あわせて、被害者救済、事故原因の究明とそれに基づく再発防止措置等を速やかに行います。この場合、事故の内容や程度により決定した対応措置について適宜情報を開示します。

３．顧客満足（お客様を大事にする）

• （１）お客様の豊かで快適な生活を実現させる製品およびサービスの開発・提供
  製品およびサービスの開発・提供に際しては、お客様の「豊かで快適な生活の実現」のため、社会やお客様の課題を解決することを第一義に行います。
• （２）お客様からの苦情等への適切な対応
  お客様からの苦情、質問あるいは要望等に対しては、関係部門と緊密な連携を取りながら適切な回答、対応あるいは情報の提供等を行います。他部門に関する苦情等であるからといって、ないがしろにせず自部門に対する苦情等と同様に丁重に対応します。
• （３）お客様に分かり易く適切な製品・商品の表示
  製品、商品の包装等の表示は、法令に定めるものの他に情報等を付加する場合、お客様の視点に立って行い、お客様が誤解、誤認あるいは錯覚したりするような表示は行いません。
• （４）お客様の立場に立った広報、宣伝
  広報、宣伝活動に際しては、お客様が必要としている情報を適切に伝えることを第一義として行います。お客様の適切な商品選択に寄与するため、不正競争防止法等の関連法規を遵守することはもとより、お客様にとって分かり易い表現・方法等を心がけます。

４．環境との調和と社会貢献（まわりに優しくする）

• （１）環境関連法令の遵守
  企業活動は環境に負荷を与えざるを得ないという認識に立ち、関連する法規、規制等を遵守し、地域社会、自然環境全体への悪影響を抑え地球環境と企業活動の調和を図ります。
• （２）資源の使用量の削減、再利用
  日常の企業活動で使用する原材料、諸資材、エネルギー等は、限りある貴重な資源であり、可能な限り使用量の削減や再利用に取り組みます。企業活動から生まれる廃棄物の削減、再利用あるいはリサイクルを推進します。
• （３）環境への負荷の小さい製品の開発、生産
  製品の開発段階から原材料や容器、包装資材の選定に際しては品質や調達価格の観点だけではなく、省資源、省エネルギー、リサイクルのし易さ等、環境への影響の観点も考慮して、可能な限り環境負荷の小さい製品の開発、生産に取り組みます。
• （４）地域交流、社会貢献活動
  地域社会における一員として、文化、伝統への理解を深め地域社会との交流に努めます。地域社会活動や人権擁護、社会的弱者の救済等の活動に対しては、可能な限り協力、支援を行います。
  また、社員が自主的に地域社会活動やボランティア活動に参加することに対して、企業としても可能な限りの協力、支援を行います。
• （５）災害救援協力
  地震、風水害等の災害時には食料の提供等、会社として対応できる方法、範囲で被災者への援助活動に取り組みます。

５．働きやすく働きがいのある会社（楽しく真剣に仕事をする）

• （１）多様性の尊重
  社員の個性を尊重し、多様性を組織の活力に繋げるよう心がけます。
• （２）成果に応じた公平な処遇
  会社は社員とともに発展するものであり、社員のものであるとの認識に立ち、社員が常に能力を十分に発揮できる会社にすることを目指し、成果を上げる社員が報われる公平な処遇を行います。
• （３）風通しの良い企業風土
  社員間および部門間の報告、連絡および相談等が適時正確に行われ、円滑で効率的な対話により相手の意見を尊重しながら最善の結論、あるいは部分最適に陥らず全体最適となる結論が得られるよう、相互に信頼し協力しあえる雰囲気作りに努めます。
• （４）仕事に対する誇りと責任
  質の高い安全な製品あるいはサービスをお客様にお届けする使命に誇りを持ち、業務に関する能力の向上を図り、積極的な業務改善、効率化を行うことで、同僚や関係部門が働き易く成果が上がるような職場環境作りに努めます。
• （５）安全・安心で衛生的な職場環境
  職場内の整理整頓、清潔清掃に配慮するとともに安全衛生に関する研修等の実施、衛生委員会による啓蒙・環境整備活動、安全衛生に関する規則の整備等、災害の予防、衛生管理を適切に行える仕組みを整備することにより、安全・安心で衛生的な職場環境作りを行います。
• （６）健康づくりの推進
  会社は社員が楽しくいきいきと働くための健康保持・増進に向けた取組みを積極的に推進し、社員の自律的な健康づくりを支援します。