サイクロデキストラン

サイクロデキストラン(CI)とは

CIはグルコースが輪のようにつながった環状オリゴ糖で、大きな特徴は「プラーク形成抑制効果」をもつことです。日新製糖のみが扱っている新規のオーラルケア素材です。

サイクロデキストラン(CI)とはのイメージ
サイクロデキストラン(CI)とはのイメージ

主な特徴:プラーク形成抑制効果

虫歯や歯周病の原因「プラーク」

プラークは虫歯菌や歯周病菌等の細菌の集合体です。虫歯菌はGTFの働きによってスクロースから不溶性グルカンを合成し、この不溶性グルカンの働きによってプラークが形成されます。
こうなると、プラーク内の虫歯菌が産生した酸はプラーク内に留まり、酸が歯の表面を溶かすことで虫歯になります。
*GTF:不溶性グルカン合成酵素

GTFを阻害してプラークの形成を抑制する

CIはGTF阻害効果を有するので、スクロースから不溶性グルカンを作らせず、プラークの形成を抑制します。

プラーク形成抑制効果のイメージ

スクロース存在下でも不溶性グルカン生成を抑制する

CIは虫歯菌の酵素に働くので、スクロースが存在していてもプラークの形成を抑制します。CIはキシリトール等のような「虫歯菌が利用できない糖」ではなく、「虫歯菌に糖を利用させないオリゴ糖」です。

その他の機能として、包接作用を示す可能性も示されています。(マスキング効果、可溶化、安定化、バイオアベイラビリティーの向上)

GTFを阻害してプラークの形成を抑制するのイメージ

学会発表実績

  • 1第69回日本応用糖質科学会(2020年9月9日~11日)
    『環状イソマルトオリゴ糖含有品CI-Dextran mixを用いた難溶性物質可溶化法の開発』
  • 2第66回日本食品科学工学会(2019年8月29日~31日)
    『CI-Dextran mixの包接によるフラボノイドの可溶化に関する研究』
  • 3第57回日本小児歯科学会(2019年6月10日、11日)
    『Streptococcus mutansのバイオフィルム形成におけるサイクロデキストランの影響』
  • 4第67回日本口腔衛生学会(2018年5月18日~20日)
    『ミュータンスレンサ球菌のバイオフィルム形成・エナメル質脱灰に及ぼすサイクロデキストランの効果』

用途

「オーラルケアができるオリゴ糖」であるCIは少量で効果を発揮しますので、様々な用途にご利用頂けます。

アイコン:下矢印
  • オーラルケア食品(ガム、のど飴、口中清涼菓子、サプリメント等)
  • オーラルケア用品(はみがき、洗口剤等)
  • 食品(菓子、甘味料)、飲料等

ご紹介動画

物性・その他の機能

・無味無臭
・熱、酸、アルカリに強く高い安定性
・当量の水に溶解する高い水溶性

詳しい資料・お問合せ

「氏名」「会社名」「メールアドレスまたは電話番号」をご記入の上、以下のメールアドレスにご連絡ください。

ci-dextran@nissin-sugar.co.jp